土壁の下地はほとんどが石膏ボードですが、むかしは「木ずり」という細い板をスノコ状に柱に釘止めして土壁を塗る方法が一般的でした。
木ずり板を釘止めするのに手間がかかることや、下塗り、中塗り、上塗りと手間と時間がかかることから、今は工事が簡単な石膏ボードを下地に使用するようになってしまいました。
しかし、木ずり土壁には石膏ボードにはない心地よさがあります。
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土壁の下地はほとんどが石膏ボードですが、むかしは「木ずり」という細い板をスノコ状に柱に釘止めして土壁を塗る方法が一般的でした。
木ずり板を釘止めするのに手間がかかることや、下塗り、中塗り、上塗りと手間と時間がかかることから、今は工事が簡単な石膏ボードを下地に使用するようになってしまいました。
しかし、木ずり土壁には石膏ボードにはない心地よさがあります。

木ずり土壁のように壁全体を呼吸させることは、健康面からも家の耐久性の面からも重要と考え、木製パネルを利用して、石膏ボードを使用するのと同じような工程で工事ができる【新・木ずり土壁工法】を実現しました。
【ラフトンパネル】は、静岡産の檜の間伐材や製材時に出る端材を板に製材し竹ひごで連結した面材、接着剤を全く使っていない面材です。
軽いので一人でも簡単に張ることができます。
【ラフトンパネル】は、水分含有率15%前後に自然乾燥させて作りましたが、石膏ボードのように湿度が高まるとせん断耐力が低下することはありません。

ラフトンパネルに直に下地調整プラスターを塗り(写真左)、ひび割れを防止するためにガラス繊維のメッシュ(網)を下地調整プラスターに塗りこむ(写真右)。

(注):実際の工事の場合は、下地調整プラスターを塗ってから3日以上の養生期間をおく必要がありますが、塗り面の大きな変化を見るために養生期間をなくしました。

2006年5月に試験体を作ってひび割れなどが起きないか変化を見ていますが全くありません。


下地調整プラスター塗厚3ミリ
(ひび割れ防止メッシュは使用せず)
珪藻土塗厚3ミリ
むかしの土壁を再現、
ひび割れが出るようにした珪藻土仕上げ。
見学者に最も人気がある土壁です。

土壁や木ずりは、石膏ボードに比べこんなに吸放湿性に優れています。

試験をしてみると石膏ボードは、表面に結露する程度で吸放湿性はほとんどないことが分かりました。これに比べて木ずり(ムク板)や土壁は内部に水分を取り込んで、表面結露を抑えていることが分かります。梅雨どきにクロス張りの部屋に比べて土壁の部屋の空気がサラサラとしている秘密はここにあります。










【ラフトンボード】は、室内の型枠に使用し、断熱工事と、内装下地工事を省くことができます。
それによってゴミの発生をおさえることができます。
ラフトンボード(40ミリ:特注品)を、コンクリート用型枠に使用。
型枠解体工事・断熱工事・下地工事を省略でき、現場での発生材も大幅に減らすことができました。
※「型枠用構造用合板」として認定されておりません。
施工に当たってはパイプピッチを狭くしてください。
「可燃物」ですので、建築基準法、消防法の規制を受けます。
型枠として使用される場合は各自の責任でお願いします。

↑コンクリートを流し込む型枠に使用。
↑サポートのパイプを外し、
サンダーをかけて壁工事は完了。
板は檜の丸太から柱を取ったときにでる端材(辺材)の中から節の少ない板を選別して加工してあるので、節はほとんど無いように見える。材料費は、普通の檜板の三分の一の2,700円/uだが、高級感が漂う。



